動画
PR動画
How To 動画
製品概要
EVSEアダプタを使うメリット
EVSEを安全な状態で使用するには、一般的な電気設備と同様に、電圧、絶縁抵抗、接地抵抗などの測定を実施する必要があります。試験の種類によってはEVSEとEVを接続し通電状態にしなければいけません。そのためにはEVを準備する必要があります。
EVSEアダプタ KEW 8601を使う最大のメリットは EVSEの試験時にEVを準備する必要がない ことです。KEW 8601がEVを模擬するため、EVSEに接続することで車両接続状態(A~D)にすることができます。また、測定用の試験端子を有しており、電気計測器を接続することで車両接続状態にて様々な試験が可能です。
試験可能な充電器の種類
AC普通充電器 (AC 100/200V) ![]() |
CHAdeMO (急速充電) ![]() |
TESLA (テスラ製充電器) ![]() |
各部名称
CP(Control Pilot)状態切換スイッチ

CP STATEのスイッチを切り換えるだけで、EVSEにEVが接続された状態(A/B/C/D)をシミュレーションします。
KEW 6514BTと組合せて使用することで、 CP信号を解析し、このスイッチによって、EVSEの車両接続状態が正常に切り替わるかを簡単に確認が可能です。
エラーシミュレーション
ボタンを押すだけでEVが異常時のシミュレーションを実施
- CP ERROR ”E”ボタン:CP信号が失われた状態
- PE ERRORボタン:アースが断線した状態

PE PRE-TEST
タッチパッドに触れることで、PE端子(アース)に危険な電圧がないか、LEDの点灯で確認

CP端子/CP信号解析機能

CP端子
CP端子は、マルチファンクションテスタ(KEW 6514BT)やオシロスコープなどを接続することで、EVとEVSE間でやりとりされているCP信号の解析ができます。
CP信号解析機能
CP端子にKEW 6514BTを接続することで、CP信号の電圧とDUTY比を元に、CP STATEおよび充電可能電流を表示することができます。
各種電気測定器と接続可能

電気測定器を接続することで、電圧測定・絶縁抵抗測定・接地抵抗測定などの試験を実施可能。また、活線LEDにて電圧出力も確認可能。
KEW 8601と各種測定器を接続する場合、MODEL 7153Bをご使用ください。(推奨)
実施可能な試験項目
試験項目 | KEW 8601 | KEW 8601 + 測定器 |
---|---|---|
自動車接続のシミュレーション | 〇 | |
自動車異常時の動作チェック (CP信号喪失) |
〇 | |
自動車異常時の動作チェック (アース線断線) |
〇 | |
充電電圧出力確認 | 〇 | |
各端子間電圧の測定 | ー | 〇 |
充電ケーブルの絶縁抵抗測定 | ー | 〇 |
接地抵抗測定 | ー | 〇 |
漏電遮断器の動作試験 | ー | 〇 |
リリース(ロック解除)ボタンの抵抗値(PP-PE間)測定 | ー | 〇 |
CP信号解析 | ー |
仕様
充電プラグ | SAE J1772 / IEC 62196-2 type1 |
---|---|
定格電圧 | 最大 AC 250V |
定格周波数 | 50/60Hz |
使用温湿度範囲 | 0~40ºC, 相対湿度 80% 以下 (結露のないこと) |
保存温湿度範囲 | -10~50ºC, 相対湿度 80% 以下 (結露のないこと) |
適合規格 | IEC 61010-1, IEC 61010-2-030 CAT Ⅱ 250V IEC 60529 (IP40) |
使用環境 | 高度 2000m 以下 |
ケーブル長 | 約 250 mm |
外形寸法 | 本体: 172(L) × 105(W) × 57(D)mm プラグ部: 175(L) × 60(W) × 53(D)mm |
質量 | 約 840g |
本体付属品 | 9202(携帯用ケース) 取扱説明書 |
付属品
カタログ・資料 日本語以外の資料
-
- 製品カタログ
-
- 取扱説明書