平均値

交流の半周期間の瞬時値の平均値。一般のテスター等の指示はこの平均値です。

  • 正弦波の場合
    平均値=最大値×2/π=最大値×0.637
  • 実効値が100Vの場合
    平均値=最大値×2/π=141×0.637=90(V)
一般のテスターでは平均値を指示するが、この値が正弦波の実効値になるように修正されています。
これを平均値検波実効値指示型と呼びます。よって正弦波以外の波形の場合は誤差になります。
これに対して、実効値が直接測定できるタイプを真の実効値タイプと呼び区別しています。