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コンセントテスタ

正常配線なのに「N-E逆接続」と表示される。(N-E逆接続なのに「正常」と表示する。)<br /> また、中性線(N)に流れる電流の影響はありますか?

『正常配線なのに「N-E逆接続」と表示される。(N-E逆接続なのに「正常」と表示する。)』
コンセントテスタ用注入器(KEW 8341、KEW 8342)によるコンセントテストでは、コンセントテスタ用注入用クランプの向きによってコンセントテストの表示結果が変わります。誤った向きにクランプを接続していると、判定対象のコンセント が「正常」な状態でも「N-E逆接続」と判定します。
また、この状態では、判定対象のコンセント が「NーE逆接続」であっても「正常」と判定してしまいます。
詳しくは、KEW 4505/4505BT 取扱説明書13頁の「6-1-3コンセントテスタ用注入器(KEW 8341/8342)の接続」をご覧ください。
また、正常配線でも「N-E逆接続」となる接続状態をKEW 4505/4505BT 取扱説明書16頁18頁の注記にて詳しく説明しています。

『中性線(N)に流れる電流の影響はありますか?』
正しい位置に、正しい向きで試験電圧注入用クランプを接続していた場合には、クランプしている中性線(N)に大きい
負荷電流が流れているか、コンセントテスタ用注入器の電池容量が残りわずかになっている可能性があります。
負荷電流が、KEW 8341:AC30A、KEW 8342:AC15Aを超えていると、正しくN-E判定できないことがあります。
この場合には接続先の負荷をオフにするか、一旦切り離してから試験電圧を注入してください。
詳しくは、コンセントテスタ用注入器KEW 8341/8342 取扱説明書15頁の「8.仕様」をご覧ください。
コンセントテスタ用注入器の電源LED(緑)が点滅している場合には、コンセントテスタ用注入器の取扱説明書を参考にして、すべての電池を新しい電池と交換してください。