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製品概要
こんなところで使える“キューロガー”
リーク電流での絶縁監視
- いつ、どこで、どの回路で発生するかわからない間欠リークの発見
- ノイズによる漏電ブレーカの誤動作の確認
- フィルター機能を利用し、同回路における高調波有無の確認(2ch使用して電流値の差を確認)
また、高調波発生源回路の特定 - 電気工事の不良箇所発見
リフォーム工事でサイディングを貼る際、また、体育館等で水銀灯設置工事の際に、釘でケーブルを傷つける
等の問題発生時、キューロガーをセットしておけば、リークした際の時間で大まかな不良箇所の特定が可能
負荷電流監視
- 起動電流による過負荷、サージ電流等を的確に捉え安定した負荷の確認と電流歪みの確認
- 単三回路の電流バランスの確認(各相の適正電流)
- ピーク電流、突入電流の測定による適正ブレーカ容量の選定
コード短絡保護用瞬時付き安全ブレーカ(*)を使用しているパチンコ店等では、パチンコ台のDC回路のコンデンサに電流が蓄積される際、大電流が一瞬流れ、ブレーカが短絡したと察知しトリップします。キューロガーは負荷容量の確認が可能です
*コード短絡保護用瞬時付き安全ブレーカとは、住宅等で、コンセント回路以降の電源コードで短絡発生時に、
従来の安全ブレーカでは動作しにくい低い電流レベルにおいても、回路を高速遮断するものです。
電圧変動(電源品質解析)の監視
- 基準電圧、電圧スウェル、電圧ディップ、電圧瞬停の測定記録
- 工場における大型モーターの作動による落ち込み、突出により発生源の確定
①電圧降下はあるが、電流に変化が現れない時→測定箇所より上流
②電圧降下および電流増加の時→測定箇所より下流 - 異常電圧による溶接ロボット停止の原因追求
三相回路の安定電圧の確認(電圧不平衡によるモーターの加熱を防ぐ)
- 三相における各相間の電圧(R−S・S−T・R−T)が電圧センサ3本使用し測定可能
工場における各ライン、ビルの各フロアおよび店舗の電力監視
あらゆる測定に対応した記録モード搭載
ノーマル記録モード
本文電源ラインの状態監視、間欠リーク調査に威力を発揮!
- 一定間隔で電流の変化を記録(時間に伴い変動する電流の状態を監視)
- 記録間隔設定は、1秒~60分までの15種類(1,2,5,10,15,20,30秒、1,2,5,10,15,20,30,60分)
- 測定値の平均を記録間隔毎に記録。また、10回記録毎にその間の測定値Max、Min、および瞬時値ピーク値(サンプリング波高値)を記録
トリガー記録モード
漏電ブレーカーの異常動作、異常電流の調査に!
- 電流検出値を超えるとLEDが点滅(電流は検出値を上回った時に検出)
- 検出時の値、時間、頻度を確認
- 検出値を超えた時の8データ(約0.8秒間分の真の実効値)とピーク値を記録
- 1.6ミリ秒のサンプリングでインラッシュカレントや電源異常をキャッチ(3ch使用時)
キャプチャ記録モード
手軽に波形をみたい。そんなときに威力を発揮!
- 0.55ミリ秒のサンプリングで、簡易的に波形の観測が可能(PCでグラフ表示)
- 電流検出値を超えるとLEDが点滅(電流は検出値を上回った時に検出)
- 電流検出値を超えると、その前後200ミリ秒(50Hzで10、60Hzで12波形分)の瞬時値を記録
電源品質記録モード
電圧変動の監視・調査に威力を発揮!
- 電源品質解析のためスウェル・ディップ・瞬停の電圧変動を検出して、発生時刻、終了時刻を記録
- 0.55ミリ秒のサンプリングから、10ミリ秒毎に電圧変動を検出
- 電圧変動を検出するとLEDが点滅(電流は検出値を上回った時、電圧は下回った時に検出)
60,000件の大容量データを記録
1ch使用時で60,000件、全3ch使用時では各ch20,000件のデータが記録可能
3ch同時使用時 | 2ch同時使用時 | 1chのみ使用時 |
---|---|---|
20,000件 | 30,000件 | 60,000件 |
【ノーマル記録モードの最大記録時間】
記録間隔 | 3ch使用時 | 2ch使用時 | 1ch使用時 |
---|---|---|---|
1秒 | 5:33:20 | 8:20:00 | 16:40:00 |
2秒 | 11:06:40 | 16:40:00 | 1日 9:20:00 |
5秒 | 1日 3:46:40 | 1日 17:40:00 | 3日 11:20:00 |
10秒 | 2日 7:33:20 | 3日 11:20:00 | 6日 22:40:00 |
15秒 | 3日 11:20:00 | 5日 5:00:00 | 10日 10:00:00 |
20秒 | 4日 15:06:40 | 6日 22:40:00 | 13日 21:20:00 |
30秒 | 6日 22:40:00 | 10日 10:00:00 | 20日 20:00:00 |
1分 | 13日 21:20:00 | 20日 20:00:00 | 41日 16:00:00 |
2分 | 27日 18:40:00 | 41日 16:00:00 | 83日 8:00:00 |
5分 | 69日 10:40:00 | 104日 4:00:00 | 208日 8:00:00 |
10分 | 138日 21:20:00 | 208日 8:00:00 | 416日 16:00:00 |
15分 | 208日 8:00:00 | 260日 10:00:00 | 520日 0:00:00 |
20分 | 277日 18:40:00 | 416日 16:00:00 | 833日 8:00:00 |
30分 | 416日 16:00:00 | 625日 0:00:00 | 1250日 0:00:00 |
60分 | 833日 8:00:00 | 1250日 8:00:00 | 2500日 0:00:00 |
※長時間の記録の際はオプションのACアダプタをご使用ください。
アルカリ乾電池で稼働させた場合、電池寿命(約10日)により制限されます。
検出値を超えるとLEDが点滅
- トリガー、キャプチャーモードに対応。
- 測定電流値が上回るとトリガーを検出。
- センサが接続されたチャンネルでトリガーが発生すると、接続されたチャンネルのLEDが点滅し検知をお知らせ。
リコール機能
- 最近の記録10件(日時・記録値)を本体で確認可能。
- ノーマル記録モードでは記録件数、その他の記録モードでは各チャンネルごとに電流検出件数を確認可能。
ワンタイム/エンドレス方式切換
- ワンタイムON
メモリーがいっぱいになると記録を停止。 - ワンタイムOFF(エンドレス)
古いデータから上書きして最新データを残します。
電池残留表示
- 電池の状態を4段階で表示(点滅で約1日間測定が可能)
- 不揮発性メモリの使用により、電池消耗時や交換時もデータは記録。
記録した大量のデータもパソコンで解析・処理
パソコンで簡単設定
- 現在時刻、記録間隔、記録開始、記録方法、現場名称、コメントなどの設定がラクラク。
- 設定時に各CHにセンサを接続していればセンサは自動で認識。
- ロガーを複数使用する場合市販のハブを利用することで、同時刻に時間を設定することができます。
- 現場名称を一度入力すれば、管理No.で現場の名称を呼び出すことができます。(1000件設定可能)
大量データもラクラク処理
- 記録データはCSVファイルにも変換することができ、Excelでデータ処理も可能。
グラフ表示画面
- 記録したデータをUSB接続でパソコンにダウンロードし、KEW LOG Soft2(ソフトウェア)で解析。
電力量の簡易測定
- ※電力量の簡易測定機能はノーマルモードで記録したデータのみに使用できます。
仕様
■ノーマル記録モード(AC50/60Hz 正弦波、CH1レンジの10%以上の入力信号)
レンジ | 実効値 確度 |
---|---|
100.0mA | ±2.0%rdg±0.9%f.s.+センサ確度 |
その他レンジ | ±1.5%rdg±0.7%f.s.+センサ確度 |
クレストファクタ | 2.5以下:正弦波実効値確度+2.0%rdg+1.0%f.s. |
注)ノーマル記録モードで正弦波以外の波形に対するMax, Min, 瞬時Peak値は参考値であり、確度を保証するものではありません
■トリガー記録モード(AC50/60Hz 正弦波)
レンジ | 検出 確度 |
---|---|
100.0mA | ±3.5%rdg±2.2%f.s.+センサ確度 |
その他レンジ | ±3.0%rdg±2.0%f.s.+センサ確度 |
■キャプチャ記録モード
レンジ | 検出 確度 |
---|---|
100.0mA | ±3.0%rdg±1.7%f.s.+センサ確度 |
その他レンジ | ±2.5%rdg±1.5%f.s.+センサ確度 |
記録モード | ノーマル、トリガー、キャプチャ、電源品質 |
---|---|
動作方式 | 逐次比較方式(CH1信号同期サンプリング) |
定格最大動作電圧 | AC 9.9Vrms,AC 14Vピーク |
入力数 | 3ch |
測定方式 | 真の実効値演算 |
実効値測定間隔 | 約100ミリ秒 |
サンプリング間隔 | ノーマル/トリガー記録モード:約1.65ミリ秒/CH キャプチャ記録モード :約0.55ミリ秒(波形:約1.1ミリ秒間隔) 電源品質記録モード:約0.55ミリ秒 |
電流レンジ | 8146(30Aタイプ):100.0/1000mA/10.00/30.0A 8147(70Aタイプ):100.0/1000mA/10.00/70.0A 8148(100Aタイプ):100.0/1000mA/10.00/100.0A 8121(100Aタイプ):10.00/100.0A 8122(500Aタイプ):50.00/500.0A 8123(1000Aタイプ):100.0/1000A 8128/8135(5Aタイプ):5.000A/(50.00A) 8127(100Aタイプ):10.00/100.0A 8126(200Aタイプ):20.00/200.0A 8125(500Aタイプ):50.00/500.0A 8124(1000Aタイプ):100.0/1000A 8130(1000Aタイプ):100.0/1000A |
電圧レンジ | 8309 (600Vタイプ) : 600.0V |
入力オーバー表示 | 測定範囲を越えた場合 "OL" 表示 |
オートパワーオフ機能 | スイッチ操作後約3分で電源OFF(記録停止時) |
電池電圧警告 | 4段階電池マーク表示 |
連続使用可能時間 | 約10日(単3形アルカリ乾電池LR6) |
使用環境条件 | 屋内仕様 高度2000m以下 |
適合規格 | IEC 61010-1:2001 CAT Ⅲ 300V 汚染度2 IEC 61326(EMC) |
使用温湿度範囲 | -10℃~50℃ 相対湿度85%以下(結露のないこと) |
電源 | DC6V:単3アルカリ乾電池 LR6 ×4 外部電源:専用ACアダプタ (DC9V) |
使用電池 | 単3形アルカリ乾電池 LR6 ×4 |
外形寸法 | 111(L)×60(W)×42(D)mm |
質量 | 約265g |
本体付属品(本体と同梱) | 7148(USBケーブル) 9118(携帯用ケース) 単3形アルカリ乾電池 (LR6)×4 クイックマニュアル、取扱説明書 |
別売オプション | 8146/8147/8148(リーク電流~負荷電流検出型クランプセンサ) 8121/8122/8123(負荷電流検出型クランプセンサ) 8124/8125(*1)/8126(*2)/8127(*3)/8128(負荷電流検出型クランプセンサ) 8130(*4)/8135(フレキシブルクランプセンサ) 8309(電圧センサ) 7185(延長ケーブル) 8320(ACアダプタ) 9135(キャリングバッグ) |
KEW LOG Soft2(ソフトウェア)は、こちらからダウンロードできます。
*1~4:下記のシリアル番号以降が使用可能となります。ご使用前にシリアル番号をご確認ください。
*1:8125 No.02637~
*2:8126 No.00151~
*3:8127 No.00181~
*4:5010 No.8029792~
別売オプション
-
リーク~負荷電流検出型クランプセンサ
KEW 8146
-
リーク~負荷電流検出型クランプセンサ
KEW 8147
-
リーク~負荷電流検出型クランプセンサ
KEW 8148
-
負荷電流検出型クランプセンサ
KEW 8121
-
負荷電流検出型クランプセンサ
KEW 8122
-
負荷電流検出型クランプセンサ
KEW 8123
-
負荷電流検出型クランプセンサ
MODEL 8124
-
負荷電流検出型クランプセンサ
MODEL 8125
-
負荷電流検出型クランプセンサ
MODEL 8126
-
負荷電流検出型クランプセンサ
MODEL 8127
-
負荷電流検出型クランプセンサ
MODEL 8128
-
フレキシブルクランプセンサ
KEW 8130
-
フレキシブルクランプセンサ
KEW 8135
-
電圧センサ
KEW 8309
-
その他
MODEL 8320
-
ケース
MODEL 9135
-
測定コード類
MODEL 7185
カタログ・資料
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- 製品カタログ
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- 取扱説明書
-
- クイックマニュアル