電源品質アナライザ KEW 6315 本体ソフトウェア不具合のお詫び｜重要なお知らせ｜共立電気計器株式会社

2015年8月18日

お客様各位

共立電気計器株式会社
品質保証部

電源品質アナライザ KEW 6315 本体ソフトウェア不具合のお詫び

謹啓　時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、弊社電源品質アナライザ KEW 6315 において、不具合が発生いたしました。
お客様には多大なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳なく衷心より深くお詫び申し上げます。

謹白

記

1. 不具合対象製品
   KEW 6315　本体ソフトウェア　Ver.1.21以下の製品
   ※ 本体ソフトウェアのバージョンは電源投入時、LCD表示部に表示されます。
   

   Ver.1.20 の表示です。

2. 不具合内容
   KEW 6315の結線方式を『3P3W-1（三相3線の1系統方式）』に選択して測定した場合、皮相電力 (Ssum1) の値が真値より約15％大きな値を示します。下記のように演算処理の誤りがございました。
   
   

   ※	皮相電力の値を用いて演算される力率(PF)，無効電力(Q)，皮相電力量(WS) 等にも影響がございます。
   ※	皮相電力の値を用いて演算されない電圧(V)，電流(A)，有効電力(P)，周波数(f) の値は、正常に表示・記録されます。
   ※	三相システムの測定に対して、本器では他に「3P3W-2」，「3P3W3A」，「3P4W」の選択が可能ですが、これらの結線方式を選択された場合には、今回の不具合は発生いたしません。

3. 対策
   本体ソフトウェアの修正により対策をおこないます。（本体ソフトウェア　Ver.1.22）
   
   
4. 処理
   お客様が所有されている不具合対象製品のバージョンアップを行なう必要がございます。

以上