接地抵抗計 MODEL 4105A 不具合のお詫び｜重要なお知らせ｜共立電気計器株式会社

2012年12月12日

お客様各位

共立電気計器株式会社
品質保証部

接地抵抗計 MODEL 4105A 不具合のお詫び

謹啓　時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、弊社 MODEL 4105A において、強電磁界環境下での測定値不具合が確認されました。
当該接地抵抗計をご使用中のお客様に事実をお知らせするとともに、誠に申し訳なく衷心より深くお詫び申し上げます。

謹白

記

1. 不具合対象製品 （2009年4月～2012年8月に販売した以下の製品）
   接地抵抗計　MODEL 4105A
   シリアル番号　0003022 ～ 0076690　の製品
   
   
2. 不具合内容
   強電磁界環境下（無線周波数80～100MHz、200～400MHz）での20Ωレンジの測定において、電磁波対応性として以下仕様で規定した確度を越え、指示が大きく出る場合があります。
   • 1V/m以下 ： 規定の確度
   • 3V/m ： 規定の確度　＋　レンジの5％
3. 測定結果の有効性
   1. 20Ωレンジで強電磁環境以外での測定では、影響ありません
   2. 200Ω／2,000Ωレンジは強電磁環境下での測定では影響ありません
   3. 20Ωレンジで強電磁環境下での測定では、真値より高く表示されますので、
      管理基準を越えた接地が合格となることはありません。
4. 対策
   測定コードにEMC対策として、フェライトコアを取り付けることで、規定確度内の測定が可能となります
5. 今後の処置
   対象製品を所有されているお客様には、無償にて対策用フェライトコア（5個）と取り付け説明書を送付いたします。下図に取り付け状態を示します。
   
   お客様にはお手数をお掛けいたしますが、別紙の「対策部品依頼書」に必要事項をご記入の上、お問い合わせ営業窓口へご連絡いただきますようお願いいたします。
   
   「対策部品依頼書」 (PDF)
   
   今後、このようなことがないよう十分検証し、より良い製品の開発を目指していく所存でございますので、ご協力、ご理解のほどお願い申し上げます。

以上

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