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電力会社から配電される商用電力は、殆ど歪みのない基本波(サイン波)に近い交流電圧です。これに、抵抗とかコンデンサやコイルなどで構成された、いわゆる線形負荷(定数の値が流れる電流の大きさによって、変わらない負荷)が接続されている場合は、その負荷電流は歪みのない波形になります。しかし、半導体や過飽和のリアクトルなどの非線形負荷(定数の値が流れる電流の大きさによって変わる負荷)が接続されると波形は歪むことになります。波形に歪みを含有した電流即ち高調波電流は、インピーダンスのより低い方へ流れますが、その時、電路のインピーダンスで電圧の降下が発生し、電圧にも高調波電圧を含有することになります。
具体的には、先ず、電力需要家の電気設備に於いて、低圧の負荷設備から発生した高調波電流は、低圧配線→低圧母線へ流れ、変圧器を通じて、よりインピーダンスの低い高圧配線→高圧母線に達し、ついには配電線へと流入することになります。更に、配電線に於いては、他の需要家から流入してきた高調波電流が重畳により大きな高調波電流となります。この巨大化した高調波電流が、配電線の電圧降下をひきおこし、正弦波の電圧波形も歪ませることになります。 このように高調波の発生源は、電流に原因しています。弊社のリーククランプは全て高調波の有無を確認することのできる周波数切換SW付です。 基本波に対して、その整数倍の波を高調波といい、3倍の波が第3次高調波、5倍の波が第5次高調波です。そして、図のように基本波に第3次高調波や第5次高調波のような、高調波が流入してくると波形に歪みが生じることになりこの含有率の大きさによって、電気設備に障害をひきおこしています。 |
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ひずみ波に含まれている指定された高調波または高調波群の実効値と、基本波の実効値との比のことを いいます。 |
| 測定値をA/D変換回路が1秒間に感知する回数です。一般的には2回/秒〜3回/秒程度です。 |
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| 実効値(二乗演算回路=RMS:Root Mean Square) |
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サイリスタおよびインバータ制御等の省エネルギー設備により高調波成分を含み歪んだ電流波形の測定をした場合、平均値形測定器は真の実効値形測定器と比べ測定値に誤差が生じることがあります。歪みが多い回路には実効値形測定器をご使用下さい。(商用周波数:正弦波 (50/60Hz)に歪が生じていなければ、実効値タイプ平均値タイプ共に同じ測定値を指示します)
RMSタイプの測定器は、瞬時瞬時の波形を内部演算していますので、歪んだ波形の真の実効値測定が可能です。(ある波形の瞬時値の二乗を1周期間で平均した値の平方根を実効値といいます)
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上記はサイリスタ制御のモータ負荷を測定したものです。 真の実効値タイプの測定器は7.9Aを指示するのに対して、平均値タイプは5.6Aを指示します。 |
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